Kaleialoha
King Kamehameha day 2021☆

1810年に初めてハワイ全島を統一した偉大なる王様
カメハメハ大王(1世)を称えた祝日。
それが今日、6月11日です。
毎年行われるイベント。
去年は、パンデミックの影響で、全てキャンセル。
今年は、ワクチン接種も進んでいるからどうかな?と
思っていたけれど、やはりまだまだ大人数の集まりは許可されていないので
プライベートセレモニーのみ行われるという事。
勿論、今年もパレードは、キャンセルです。
毎年ながら、カメハメハデーにStatue へ訪れる私。
人の少ない時間を狙って、早朝に私も訪れました。
今年は、Ho'okupuもなしにして、静かにカメハメハ大王の像を
眺め、心の中でOliをしてその場を離れました。
さて、カメハメハデーのブログは、恐らく何度も書いていると思うのだけど、
あまり、詳しい事を書いていなかったと思うので(たぶん?)
今日は、少し歴史を辿ってみますね。
カメハメハデーは、
1863年12月11日に即位した1世の曾孫 カメハメハ5世は、
自らの誕生日でもある12月11日を
カメハメハデーという記念日にします。
しかし、1871年には、
曾祖父のカメハメハ大王を祝うべきであるという法令を
議会の提出するのです。
5世は1世に近い性格の持ち主と言われ、
ロイヤルスクールに通うも、
普段からハワイ語を使い、
議会でもハワイ語を使用しますので、
彼は、人々が理解する為に、英語の通訳を置いたそうです。
1世に対する尊敬や思いは、
曾孫である5世にとって自然なものだったと。
どうして、6月11日がカメハメハデーとなったのか?
その日がどういう意味を持つのかは、不明ですが、
一説には、議会に提出したに後、
正式に認められた日が1872年6月11日だという事で
この日がカメハメハデーになったとも言われています。
本当の所は分かりませんが、
なんだかとても意味のある日の様な気がしてなりません。
その後、1959年にハワイがアメリカの50番目の州になった際、
州議会によって宣言された最初の休日の1つでもあるという程
ハワイの人々にとって大切な日なのです。
さて、カメハメハ大王の銅像で
最も有名なのは ホノルルにあるAli`iolani hale 前の像。
キャプテンクックがハワイを発見して(笑)
100周年の記念事業として作られた像です。
しかし、残念ながら100周年の1878年には間に合わないのです。
とても有名なお話ですが、
1878年にヨーロッパからの輸送の際に、この大切な像は、海に没り
失われてしまう事態が起こるのです。
そこで、すぐに2代目が作られる事になります。
1882年にイオラニ宮殿がハワイ王国7代目の君主、
カラーカウア王によって建てられた翌年、
ホノルルに無事に到着した2代目の像は
1883年に設置され、カラーカウア王によって除幕されます。
しかし、失われたと思っていた最初の像は、後に奇跡的に発見され、
ハワイ島のコハラのカパアウにある伝説的な王の生誕地の近くに設置されるのです。
これが、1代目の像なのです。
3つ目は、ハワイ州がアメリカ合衆国となった1959年に建てられます。
4つ目は、大王との関係が深いハワイ島のヒロに設置されます。
私はハワイ州にある3つの銅像は実際に見たことがあるんだけど、
DCの像は見たことがありませんが、
皆それぞれ顔が少し違うんです。
勿論手彫りで掘っているのだから多少違うのも当然ですよね。
そして、
何より、写真も無い時代、2メートルもの身長で
巨大な岩を動かす大王の姿が気になるところです。
一説には、銅像は、本来のカメハメハ大王がモデルではなく、
カラーカウア王の知り合いのAli`iがモデルだったとか。。。。
大王の伝説や資料を読む度に、
どんな姿だったのか、想像が膨らみますね。
さて、今年も静かに迎えたカメハメハデー。
きっとコロナが終息しているはずであろう、
来年は、Ho`okupuを持って
大王のお祝いしたいと思います。
偉大なるハワイの王様を❤
長くなりましたが、最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
良い週末を!