Kaleialoha
ハワイの伝説-Leahiの恋物語。

ハワイのランドマークともいえる
Diamond Head 、またの名をLeahi.
古代ハワイアンの時代、
マグロ(Ahi)の額(Lae)の形に似ている事から、
Peleの妹、ヒイアカが名付けた名前、
そして、Lae(岬)Ahi(炎)
島の沿岸を
航海するカヌーの為に火が灯され、
灯台の役目をしたその姿から付けられた名前など、
名前の由来には諸説あります。
(Lae ahiが、語り継がれていくうちにLeahi になっていきます)
そして、今日は、
Leahi にまつわるMo'oelelo (物語)を少し。
昔、オアフ島、カイマナヒラビーチの海で
1匹のLa`i(アジの仲間)が生まれました。
彼の名前は、Nahe。
普通、彼の仲間達は、
サンゴ礁に住むのですが、
大きな波によって彼は沖に吸い出され、
彼だけは、深い真っ青な海を知る魚でした。
彼の親友は地元のサメ達、
冬にはクジラ達と遊ぶのです。
ある日、サメの友人、Kilaua と
ダイアモンドヘッド沖で遊んでいます。
そこにマグロの群がやってくるのです。
そのマグロの中で
一際美しいマグロをNahe は見つけます。
彼女の名前が、Le'a
サメの友人がKilauaは、
本能的にマグロの群れに近づくのですが、
Le`a を食べてしまわない様に立ちはだかるNahe。
そして、2人は恋に落ちるのです。
マグロのLe'aは、180キロ以上の大きさ、
そして、Nahe(アジの仲間)は、500グラム程。
この一見不釣り合いなカップルですが、
海の仲間達は
その愛を応援していました。
そして、海の女神Kamakaにもその話は届き、
La'eとNaheが永遠に一緒に居られるようにと
半分が、La'i(アジの仲間)、
そして、
もう半分がAhi(マグロ)の
La`iahiになり、
ダイアモンドヘッド周辺の海で
時々飛び跳ねながら
泳いでいるそうです。
今日でも、貿易風が吹く時は、
その姿を見る事が出来るかも?
この愛の物語からこの場所の名前は
La'iahiと呼ばれ物語は語り継がれながら
Leahiに変わっていったそうです。
Leahi にまつわる物語も恋物語。
ハワイの伝説には、
沢山の恋物語がありますね。
やっぱりAlohaな島だからかな~。
まだまだ書きたい事はありますが、
またの機会に。
Happy Aloha Friday ❤