フラダンサーなら
知っておいて欲しい植物の1つ
Halapepe
ハワイの固有種であるHalapepeは、
6つの異なる種があると言われていますが、
既に3種は絶滅危惧種となっています。
名前を見て あれ?と思われた方も多いと思いますが、
Halaは、あのハラの木と同じ
そして、
Pepeは小さいという意味なので、
小さなハラの木という意味を持ちます。
見た目は、名前の通りハラの木に似てはいますが、
実はルーツを辿るとアスパラガスらしい・・・
想像が出来ませんが(笑)
このハラに似たHalapepeですが、
ハラの葉の様に固くはなく、柔らかい葉です。
海岸沿いで多く見られるハラとは違い、Halapepeは、
高い標高の地、太陽の光を一杯浴びて育ちます。
古代ハワイアンの時代から、
Halapepeの葉を水の中に浸し、お風呂の様に浸かると
悪寒、発熱、頭痛に効果があると言われ
樹皮、根、葉は喘息に効果があると言われています。
葉や緑かかった黄色のお花は、レイとして使用され
ピンクっぽい白い木は、Ki'i (彫刻された神々)に使われ
ハワイの生活の中でとても重要な植物の1つです。
さて、なぜ フラダンサーなら知っておいて欲しい植物の1つなのかというと
この植物はHulaの女神LakaのKuahu(祭壇)に捧げる
5つの植物(一般的に)のうちの1つだからです。
また、Kapo (Kapo'ulakina'u)のKinolau (化身:地上の姿)でもあるのです。
Kapoは、火の女神Peleの姉。
Peleがハワイへやって来る以前に
ハワイへやってきて
各島々にHulaのハーラウを立ち上げます。
Kapoのお話は、
また次回に書いてみたいと思います。
オアフ島でも色々な場所で見る事が出来る
Halapepe.
私の住む場所にも
Tiと共に植えられています。
是非、お花の咲いている姿を見て欲しいなぁ~。
フラに関わる事、
知れば知るほどもっと知りたくなって
そして、フラが更に楽しくなりますね。
まだまだ書きたい事はありますが、
またの機会に。
良い週末をお過ごしくださいね❤