毎年3月頃から夏にかけて
現れるモナークバタフライ。
今年もその美しい姿に出逢える
嬉しい季節!
ハワイ語で、Pulelehua Pua Kalaunuと名前が付くように
Pua Kalaunu そう、Liliuokalani女王の好きな
クラウンフラワーが大好きな蝶々です。
以前もBlogに書いたのですが、
春先になると、クラウンフラワーの葉の裏には
幼虫がむしゃむしゃと
葉を食べている姿を見る事が出来ます。
クラウンフラワーを摘むと白い樹液が出てきます。
(プルメリアも同じですね)
この白い樹液は毒性のあるもので、
この葉を食べたモナークバタフライは、
この毒性の液体が身体の中にある為、
他の害虫から守られるのです。
でもね。
今日見つけたのは、アロエの葉。
初めて~。
しかも、写真を撮ろうと近づいても
全く動かない(笑)
このモナークバタフライ、
北アメリカやカナダに自然に生息し、
ハワイには1840年代にやってきたそう。
そして、北アメリカでのモナークバタフライが減少し
絶滅危惧種に認定されたのが、今から3年前。
農薬、外来の害虫、地球の温暖化、色々な影響を受けて
生物が生きにくくなっています。
そして、ハワイでも減少傾向。
そこで、モナークバタフライを増やそうという動きが
ここ数年で広がっています。
第2のワイキキになる予定の カカアコ周辺。
ビルディングが立ち並ぶ街で
益々、生物の居場所がなくなる。。。
そうそう、希少なハワイ固有のバタフライ、
カメハメハバタフライ。
残念ながら、ここ数年で見かけなくなりました。
心配・・・
今年も、沢山のモナークバタフライに出会えて
なんだかほっとします・・・
短い命、
大切にしたいです。