完成!- Hulu manu のお話



久しぶりのLei hulu。先週あっという間に完成。

出来上がるとやはり嬉しい~。


始めた時のブログ記事はこちらから

Lei hulu を作る事に



さて、今日は、少しだけ、Hulu Manu のお話。

Hulu manu (羽を使用して作り上げた装飾)は、

ハワイ王朝時代、高位の身分、

王族だけが身に付ける事が出来るものでした。


最高位であったKamehameha 大王。

羽でできたMahiole (ヘルメット)

Ahu'ula (マント)を身に付け

彼に従える人は、

王室と彼を象徴するKahili

(長い棒の先に羽を付けたもの)を持ち、

偉大なる王家の証でした。


また、女王が身に付けるのは、Lei hulu.

Lei hulu を身に付けた女王のイメージで

私が最初に頭に浮かぶのがQueen Kaahumanu .

頭に小さめのLei po'o を付けた姿。


Princess KaiulaniもLei huluを

身に付けた写真が残されていますね。


高位の者が身に付けるHulu manuは

単なる装飾ではなく、

多くのManaが込められたものであったのです。


例えば、

Kamehameha 大王の身に付けるものには、

戦いの神”Kuka`ilimoku"を

イメージして作られたものがあり、

その神のMana が宿ったと言われる

いわゆるKuahu (祭壇)でもあるのです。


MaloやPauも高位の人々の為に作られました。


それらは、低位の人が見たり、

触ったりすると

Manaの力によって

死に至るとも言われていました。



使用された鳥の羽は、

Kia Manu と呼ばれる

鳥を捕らえて羽を取る人達によって集められます。


鳥を傷つける事がないように、

鳥の習性や最善の捕獲方法に深く精通しており、

羽が生え変わる時期を見極めて、

鳥に損傷を与えることなく採取するのです。


少しの羽を取った後、

鳥達は再び森へ放たれます。

鳥達は再び自由になり、

家族を増やしていくのです。


Hulu manuとして使用された鳥達は

ハワイ固有の鳥からのものでした。


`O`o 鳥の羽の部分にある薄黄色の羽`E `e

Mamo 鳥の黄金色の羽、

赤い羽根は、‘I'iwi 鳥とApapane鳥、

緑の羽は、‘Akialoa 鳥や`o`u 鳥。

それらは、

1羽の鳥からほんの数枚しか取る事が出来ない

貴重な鳥達。


以前、ビショップで

Kamehameha大王ののAhu'ulaを

目に前にした時の事を思い出します。


既に長い歴史を辿ってきたマントは、

色あせることなく、黄金色の羽が崩れることなく

びっしり編まれたもの。

職人の技、

芸術、

それを超える

大きな力を感じました。



今回、私が作ったのは、

Lei kamoe

トラディショナルな手法のLei huluです。

鴨の羽を染めたものを使用。

1枚の羽を切り分け、

1枚1枚糸で繋げて行きます。


お花で作るLeiと同じように

Lei hulu にも色々なスタイルがあります。


1.Lei hulu kamoe

2.Lei hulu Poepoe

3.Lei loke lani

4. Lei okole`oi`oi

5, Lei Maunaloa


また、Humu papaというスタイルのHat band と呼ばれる

帽子に付けるフェザーレイもあります。


このHumu papa は、針で羽を縫い付けていく方法です。


そして、大切な事は

編み始める前に必ず、

Puleをする事、

材料は無駄にせず、全て使う事、

そして

ネガティブな気持ちで編まない事。


全てお花のLei making と同じですね。


ハワイの大切な文化に触れる事は、

フラダンサーとして大切な事の1つ。


まだまだ書き足りないけれど、

今回はこの辺で。


長文を最後まで読んでくれて

ありがとうございます。



今度は、Humu papa で

hat band を作ってみようかなあ~❤



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