何気なく通った道。
直ぐに目に留まったのが、
ブーゲンビリア、ハワイ語でPue Kepalo.
この花には、大切な思い出がある。
初めてWiliのLei Making を
親友と2人で習った時の事。
教えてくれたのは、
ハーラウの80歳のアンティー。
フラダンサーなんだから、
Leiをちゃんと作れないとね。と、
親友のお家に来てくれて教えてくれたんだ。
まずは、お花集めから。
でも、お花のシーズンでは無かったから、
なかなか見つからない。
それでも、フラの話をしながら
のんびりとゆっくりと小道を歩く。
折角、アンティーが来てくれたのに、
お花が見つからなかったらどうしようと
私も友人も心の中ではソワソワしていた。
その心はすっかりアンティーに
感じ取られていてね。
アンティーが
今、あなた達は、今Leiを作る必要があるから、
ちゃんとお花を与えてくれるの。
だけど、焦らずゆっくり待つ事。
大丈夫、心配しなくていいから、と。
それにドキッとしたけれど、
その後、数分歩いて角を曲がったら、
大きく茂ったPua Kepaloがありました。
輝くようなピンク。
アンティーは、はらね。
あなた達は、ダンサーとして今、
学ばなければいけないのよと、言って
お花の取り方から丁寧に教えてくれた。
大切な話を沢山聞きながら、
私達は初めてのLeiを作り上げたの。
抑える指の痛さは出来上がった感動と共に
一気に消えたけど
初めてのWili のLei は、凄いものが出来た(笑)
それは、今でも写真に残っています。
凄すぎて誰にも見せれない。。。
その後も、アンティーの指導の下
少しづつ私達は上達していきました。
アンティーは、その後天国へ、
親友は、日本へ帰国。
あれから、何年たったのかな?
ふと見かけたこの鮮やかなPua Kepalo が
あの日を思い出させてくれました。
今日は、親友に連絡してみようと思う。
きっと彼女にとっても
忘れられない思い出の花だから。