空飛ぶタロイモのお話



今朝は、2回目のワクチン接種。

1回目より、今回は身体がだるいので

家に帰ってハワイの神話を読んでいました。


その中で”空飛ぶKalo”のお話を今日は少しだけ。

Kalo,またはTaro、日本でいうタロイモは、

ハワイの人々にとってとても神聖な植物、そして、命を繋ぐ

大切な食物のひとつですね。


以前もブログで書きましたが、

ハワイの創世記に出てくる

最初の人間の子Haloa(ハワイアンの祖先)は、

先に命を預かったHaloaの兄弟でもあり、

ハワイアンの祖先と記されています。

(神から生まれた最初のHaloaは死産してしまい、

土に埋めた後、Kalo(タロイモ)として

再び命が宿るのです。)




さて、空飛ぶKaloのお話へ。

あるKonaの酋長が所有するタロイモ畑は、

とても素晴らしい畑でした。

その頃は、大きな葉、

背の高い茎のタロを栽培するのが良いとされていて、

酋長の畑には、

その様なタロが沢山育っています。

その素晴らしいタロの中でも、

一際大きな葉と輝くような緑色、そして最も背の高い

2つのタロがありました。


ある日、畑の近くではImuの為に

人々は木を伐り始めました。

酋長の命令で、一番背の高い、

この2つのタロを明日切るようにと命令が下されます。


それを聞いた2つのタロは、

慌てて反対側のバナナの木の下に隠れるのでした。

翌朝、2つのタロは前日に逃げた為、

他のタロが選ばれ、引き抜かれます。


何とか逃れた2つのタロ。


しかし、何度も同じような事が繰り返され、

酋長を怒らせます。

もう逃げ場が無くなった2つのタロは、大きな葉を翼にして、

空に舞い上がり、Konaの畑から逃げるのです。


2つのタロは、別の土地のタロ畑を見つけ、

そこに降り立ちます。

そこにはなんとカメハメハ大王が立っていました。


後を追ったKonaの酋長も驚きます。


カメハメハ大王は、大切にこの2つのカロを手に取り、

母親が病気の子供を労わるかの様に

優しくこの2つのタロを植えるのです。

その姿を見た酋長は、自分の行動を恥ずかしく思います。


しかし、大王は、言います。

この勇敢な2つのカロの贈り物に感謝します。

神が与える試練の中、

私はこの2つのカロから勇気をもらったのです。


そうして、この2つのタロとその仲間達、家族は、

年を取るまでの長い間、幸せに暮らしたというお話。



以前読んだカラーカウア王の本の中にも書かれていましたが、

王は、自分の系図がハーロアまで遡ると主張しています。

1882年11月に完成したイオラニ宮殿。

そして、翌年2月12日に戴冠式を行った際に身に付けた王冠。

その冠にもタロイモの葉がデザインされたそうです。


Kaloとハワイアンの繋がり。

知れば知るほど、ワクワクしますね。


まだまだ書きたいけれど、

今回はこの辺で。


良い週末をお過ごしくださいね❤