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執筆者の写真Kaleialoha

Story of Hapu`u


忙しい時ほど、ハワイを楽しまないと!と思い、

10年程前に歩いたトレイル、久々に行ってみたの。

10年も入っていないトレイルは、随分変わっていて、

多くの雨量のせいか、以前は土のトレイルだったのだけど、

沢山の根がトレイルを張り巡らし、

思った以上に険しい道に。

木々も、植物も随分様変わりしていて、

少し残念に思っていた所に

10年程前にも感動した巨大なシダのHapu`uが

更に巨大になってお目見え。

恐らく、3m以上の木に!

木の下に立つと、大きな葉に守られている様な

不思議な感覚は、フラのモーションでもある

Malu (Shelter)と同じ。。

Hapu`uはね。

日本でいう、蕨やぜんまいの種類と同じなのだけど、

ハワイのHapu`uは巨大。

以前、キラウエア火山でみたものは、

遥かに大きく5m以上。

ハワイ諸島には、全部で3種類のHapu`uが

生息しているそうです。

新芽は、丸まった状態で発芽し

柔らかい金色の毛のような繊維に包まれ

この繊維をハワイ語でPulu (wool)と呼び、

柔らかいその繊維は、ベルベットの様にスムーズな素材で

1800年代の頃には枕の中の綿代わりに使用されたり、

刺繍の糸として用いられていました。

しかし、成長するにつれてその繊維は濃い茶色に変わっていきます。

若い茎の部分は、帽子の材料に、幹の堅い所はお洗濯の道具に、

そして、幹の柔らかい所と新芽の丸まった部分は、食用とされていました。

また、Hapu`uは、ハワイのデザインやモチーフとしても

使用されているの。小さく丸まった新芽が

徐々に広がり成長し、発展していくという意味が込められています。

私もHapu`uの様に

自分自身が成長していく様に

頑張らなきゃ~と

思いながらトレイルを降りていきましたよ~。

ハワイの自然から学ぶ事、

ハワイの自然から感じる事、

その大切さを改めて感じた時間でした♡

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