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執筆者の写真Kaleialoha

Kumu hula


何度か、ブログに書いているんだけどね、

私のフラの道で3人のKumu hulaがいます。

そして、もう1人直接フラを学んではいないんだけど、

尊敬するKumu hula がいます。

尊敬するそのKumu hulaは、お店のお客さんとして、

ハーラウの衣装を毎年オーダーをしてくれていたの。

担当はオーナーだったからいつも挨拶ぐらいで、

特に話をする事もなくね。

彼のハーラウのホイケやショーを

見に行ったりなどは、あったけど。。。

初めて話をしたのは、今から4年前。

その時は、オーナーが日本に出張中で、

Kumuが採寸表を届けに来るから受け取っておいてと。

そしてね、友人が結婚式をハワイでやりたいらしく、

ハワイアンウェディングをしたいから、

Kumuにやってもらえないか聞いておいてね~と。

Kumuがお店にやってきて採寸表を受け取り、

早速オーナーに頼まれていたウエディングの話をお願いしたの。

私達のhulaのKumuでは無いのできっと難しいだろうなぁ~とは

予想をしていたんだけどね。

答えはそれ以上のものだったんだ。

笑顔で優しいKumuの表情が一瞬に曇り、

”ハワイアン ウェディング”を彼女はしたいんだよね?と確認され、

私はうなずくと。。。

僕にとってのハワイアンウエディングは

1枚のシーツの夫婦となる2人が一緒に包まることなんだ、と。

だから、君たちが考えている" ハワイアンウエディング”は、

出来ないよと。

それ以上聞かなくても、Kumu の言いたい事は十分に理解できた。

お金を払えば、”ハワイアンウェディング”をお願いできると考えていた事、

凄く恥ずかしく思った。彼が帰った後も、

ずーっと彼の言葉が頭の中から離れる事はなかった・・

それは、今も同じ。

そして、2週間後、オーダーを取りに来たKumuに、

その時の自分の気持ちを話した。

2週間前の恥ずかしい自分、日本人としてHula ダンサーとして、

そしてこれからの自分の話も沢山話した。

Kumuも彼のフラ人生の話を沢山してくれて、

私もkumuも自然に涙が溢れてきた。

Hulaの事で、こんなに涙が出たのは、初めてだった。

Kumuは最後に、

あなたのフラは見たことが無いけれど、見なくても分る。

あなたが出来ること、いや、あなたしか出来ない事がある。

フラを続けなさい・・と言葉を贈ってくれた。

その年を最後に、

彼のハーラウはお休みしていてKumu hula に会っていません。

でも、心の中に彼の言葉は残っています。

仕事とHula で忙しい毎日だけど、

学び続ける事、フラを踊り続ける事に感謝しながら、

今日は、あの時の事を思い出しています。

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