Kaleialoha
Hawaii Makahiki season!

感謝祭にちなんで、
今日は、Makahikiのお話を少し。
古代ハワイアンの時代 10月の終わり頃から " Makahiki" というシーズンに入ります。 (現代では11月の終わりです)
Makahikiは、1年に一度の感謝祭、新しい年の始まり そして、人々にとって大切な休養の時期でもあります。
古代ハワイアンの時代は、日本と同じ、
農業や漁業などで人々は自給自足をしていました。
Makahikiの始まりまは、毎年星の動きによって決められます。
星の群衆Makaali`iが水平線に現れる時、
そして終わりが、4か月程の長い期間です。
この時期は、争い事は勿論の事、
生活に必要な最低限の仕事以外の全ての事は
やってはいけない時期でした。
その為、人々はさまざまなスポーツや
ゲームをしたと言われています。
Kapu (規則)が厳しかった時代、
このMakahikiの時期は解禁になり、
1年の中には色々な決め事がある時代、
その為に身体を万全に整えておく休養の時期でもありました。
また、ハワイの4大神の1人(一柱?)
LONO(Makahikiの時期はLonomakuaと呼ばれます)に
敬意を払う時期でもあります。
LONOと言えば、平和と農業の神。 勿論、農業に不可欠な天候もこの神にゆだねられています。
日本でも各地の豊作を祈る行事がありますが、
それに少し似ていますね。 この時期 Lonomakuaとして、
長い木を十字にし、頂点にはLONOを象徴した顔が彫られ、
白い大きな布を張り、組み合わせた木には、
鳥の羽根で出来たレイやシダなどが飾られました。
想像が付くと思いますが、長い木を十字にして
白い大きな布を張られた姿は、まるで船の帆の様です。
有名な話ですが、キャプテンクックがハワイに到着した際、 Makahikiの時期だった為、キャプテンクックの船の帆を見て
Lonomakuaがやってきたと信じてしまった
ハワイアンの人々の気持ちも凄く分かりますね。
現代、ハワイ各地でこのMakahiki を祝う
イベントが行われています。
時に大きなひょうたん(イプと同じ)に
髭の様に長いラフィアがたれ下がっているヘルメットを被って
フラを踊るカネダンサーを見かけた方もいらっしゃるかも知れません。
一般的によく見かける戦士が身に着けたヘルメットは、
Ikaika と呼ばれるもので、
王様を守る護衛戦士が身に付けたもので
王様を危険から守る為の不思議な力が発揮される事から、
ハワイでもお守りとして売られていますね。
Makahikiで使用されるのは、これとは別の
Lonomakuaを象徴としたヘルメットです。
古代のMakahikiの時期も もうすぐ。 LonoのKinolau (化身)は、Kukui.
エクササイズ途中に見かけるククイの木。
まるでこの時期に合わせているかのように
お花が沢山咲き始めていました。
Have a nice weekend❤