Kaleialoha
Ka`apuni O`ahu ③
今年作ったフラモーションの中で1番多かったのが、Hala Treeが出くるMele.
*Kamalani o Keaukaha
*Hamoa Hula
*Ka poli O Kahalu`u
*Lei Hala
*Lei hala pono o Kailua
*He mele aloha no Puna
まだあったのかも知れないけれど、今 ふと思い出してもコレだけあるの。
生徒さんからのリクエスト、私が選曲したものも含めて気がつくとMele の中にHalaが出てきている。
実際に、今回オアフ島を軽~くHuaka`i しただけでも、沢山のHalaの木に出会えた。
それは、Pele とHi`iakaの伝説に基づいているからかもしれない。
よく知られているのは、ハワイ島東側のPuna. Pele の住むKilauea のすぐ近くににPunaの森がある。
Puna と言えば、Halaの森として有名で、PunaのMele には必ずといって良いほどHala の木が出てくる。
伝説の中で、妹のHi`iaka がカウアイ島からなかなか戻らず、嫉妬と怒りでPuna の森を燃やしてしまうPele.
そして、Hi`iaka の大切な友人、フラを彼女に教えたと言われているHopoeも燃やし、彼女は小さな石になり、1946年の津波で動かされるまでは、石になってもその海辺で踊っていたというお話。
そして、もう1つ興味深い伝説がある。
ペレがタヒチからカヌーによってハワイ諸島に向けてやってきた時の事。
最初の島に着陸した時、Peleのカヌーは、Halaの力強い根や葉に巻き込まれます。
目の前には、Halaの木々。Peleが、自分のカヌーを巻き込んだのがこのHalaで
邪魔をするこの木々を粉々にし、ハワイの島全体に放り投げたそう。
お陰でハワイ諸島全域に、Hala 木が根付いたと言われています。
ハワイ全体に広がったお陰で、色々な場所でHalaの木を見ることができるのは、
Peleのお陰かも知れません。
そして、Halaの木は、古代ハワイアンの人達の生活にとって必要で不可欠なもの。
皆さんもよく知っているLauhala(葉)の部分は、籠、マット、帽子、屋根や壁の裏地に、幹はカヌーや柱など
乾燥させた実は、鉛筆や筆、根は薬として使われていました。
Halaの木は、雄の木と雌の木に分かれています。
雄の木のみ咲く花をHinano, 雌の木になるのが、一見パイナップルの様に見える実。(食べれません:笑)
ハワイアンソングでは、このHalaの香りがとても良いと歌われる表現が多いのです。
実際に、Halaの木の近くに立つと、風によって独特の良い香りがする。枯れた葉を、頂いてブレスレットを作ろうと
持ち帰ったが、枯れた葉でもその香りはまだまだ継続。本当にいい香り。
でも、今までに雄の木の花 Hinano を見たことがないの。そして今回も、出会う事が無かった。
出逢ったのは全て雌の木。なかなか見かける事の無い雄の木。
いつか出会いたい~。
Halaの木を見ながら、色々なワークショップでの時間を思い出しました~。
まだ、Huaka`iは続きますよ~。
