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  • 執筆者の写真Kaleialoha

Kumulipo- Haloaのお話
































今朝は、処方箋を受け取りに

アラモアナショッピングセンターへ 歩いてみました。


家からアラモアナまで、歩いて30分くらいかな。


途中、最近?できたコンドの壁に描かれたアート。

この絵を見てKumulipo (ハワイ創世記)を思い出しました。

" Kumulipo" はハワイ語で 直訳すると、起源、創世記、命の源という意味があり、

ハワイの起源についての創世神話が残されています。

多くの説があるのですが、1700年代前後に創られたといわれており、その内容は、王族の誕生は、神々から繋がる高貴な人々と説明され、人類の始まりなどが書かれており、そして、ハワイの島々の生物の始まり、それは全て、口頭 Oli (詠唱)で厳密に伝えられていたそうです。


この世は、どろどろとした暗黒のからはじまり、 海や大地が作られ、珊瑚、生物、人物、そして 多くの神々も登場していく、世界の始まりからの物語。

王家に厳密に継承されてきたKumulipoは、 第7代目の王様、カラーカウア王によって、公表され 第8代目最後の女王、リリウオカラニによって英語に翻訳され、 私達でもその内容を目にすることが出来るようになったのです。


多くのフラ ハーラウ(フラのお教室)で学ぶOliの中で Mele Ko`ihonua の `O Wakea があります。 天なる父 Wakea と母なる大地Papa ( Papahanaumoku) によってハワイの島々が創られ 誕生していくというOli。ハワイの島々が次々と誕生していく内容で、ハワイの力強いOli。正に生命の誕生です。

ハワイの島々を誕生した神々、Wakea とPapa も勿論、このKumulipo に書かれています。 そして、その2人の間に生まれた娘、Ho`ohokuokalani . 彼女が成長し、初めての人間の男の子を生みますが、残念ながら死産。土に埋葬した所、タロイモの茎が出てきたといわれています。人類初のタロイモの誕生です。 次に生まれた子供も男の子。このHaloaという男の子が、人類で最初の男の子になります。新しく命が生まれたタロイモと兄弟である物語を知れば、ハワイアンの人々がタロイモを特別に思う人々の思いがとても理解できますね。


そして、タロイモと人間の生命の関わりが表されている。


このアートを見た時に、感じた物語。


いつもは車ですーっと通り過ぎてしまうけれど、

歩いて良かった~❤


ハワイを感じる、物語を感じるアート。

鳥肌が立ちました。



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