季節外れのPikakeが咲きました。
ハワイと言えど、
今は、雨期でハワイも季節は冬です。
April = shower
May = flower と呼ばれる様に
大体5月位に色々な花が開花してきます。
昨年も敷地内のPikake は、初夏と秋頃の2回開花しましたが、
1月の後半に花芽がついたのは初めての事。
12月の後半から雨の毎日で、
そして、ここ最近は暑い日が続いているので、
お花も勘違い?したのかな~。
この時期は ブーゲンビリアくらいしかお花は見れないので
なんだか不思議な気持ちがします。
Pikake と言えば、やはりカイウラニ王女を思い浮かべます。
わずか23歳で亡くなったしまった王女。カラーカウア王の妹のリケリケ王女を母に持ち、
5歳の頃にはカラーカウア王と共に世界を旅し、リリウオカラ二女王の後継者として指名されていました。
今のプリンセンスカイウラニホテルから一体が彼女が暮らしていた
”アイナハウ”と呼ばれる場所です。
孔雀を愛する王女、孔雀はハワイ語でピカケといい、中国からはいってきたジャスミンのお花も
女王が愛したお花としてピカケと呼ばれる様になりました。
クヒオ通りに面している彼女の銅像も、孔雀と一緒ですね。
美しい王女は、まさに美しいピカケそのもの。
彼女は若くしてこの世を去ってしまったけれど、
美しい花の香を残していきましたと言われるほど、ピカケと王女の関わりは強く、
そして、ハワイアンソングでも歌われ、その物語と歴史は受け継がれています。
来月頭からは、ハワイの王室のメレをレッスンが増えてきます。
少しづつ、色々な偶然が重なり、何かのメッセージを受け取っている様にも思える
今日この頃です。