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  • 執筆者の写真Kaleialoha

フラダンサーへ:スローソングを踊りこなす術




スローソング・・・

アップテンポの曲に比べて、とても難しい。

ミュージシャンによっては、

これでもーかー(笑)という程、

ゆっくりな曲もある。


それを踊りこなせるかは、ダンサーのスキル。

いかに、エレガントに見せるか、

踊りこなせるようになるかは、

トレーニングが重要です。


生徒さんから質問を頂いた

スローソングを踊りこなす術。


私のアドバイスは、

とにかく音を聴く事。


100回ではなく1000回以上(笑)


同じ曲を何回も何回も聞く。


音を聞き続けると、音の幅というのが分かってくるのね。

ウクレレの音、ベースの音、ギターの音も聞き分けれる様になる・・

音の幅イコール動きの幅。


音の幅がどのくらいかがわかれば、

必然と動きの幅が決まってきます。


エレガントに見えない、伸びのあるフラが踊れない理由の多くは、

音が余ってしまう、音が足りてない。


それは、

音の幅が分かっていないか、

音の幅が分かっていても身体の、動きのコントロールが出来ていないから。


ちなみに音が余ってしまうというのは、

例えば、音の幅が 5 だったとする。

でも動きが、4で終わってしまうから、1 足りないよね。

その余ってしまっている1を音の5が来るのを待ってしまうから、

動きが静止してしまう事。


音が足りていないというのは、

同じく音の幅が 5として、動きが、5.5だとすると

0.5の分を無理やり 5に埋め込もうとする動き。


音の幅が 5であれば、ステップ、ハンドモーション共に

その 5の幅を自然な動きでかつ、十分に使えるようになる事が、

スローソングを踊る時に大切な事。


勿論、ステップがちゃんと踏めていなければ、

足の運びが 5でも、腰の動きが早かったり遅かったりも出てくる。


全てが 5にならないといけないのね。


ちなみに5というのは、単なる例えで、

カウントではありません。


しかも、全ての箇所が同じ幅ではないので、

Words毎、音の幅が変わってきます。


音の幅を理解できる様になると、

ライブミュージックなどでの

ミュージシャンの音、初めて聞く音楽でも

次にどのような音の幅が来るかが

分かる様にもなります。



音楽と一体化するフラは、

やっぱり踊っていても気持ちが違う。


それが見てくれている人達にも

その心地よさが伝わっていくんだと思う。



今日もある曲を聴きながらエクササイズ。

外に居る時は、出来るだけ自然を意識して、

いっぱい吸収しようと思っているんだけど、

音に集中しすぎてハワイの景色を感じる事を

忘れてしまうくらい。


いけない、いけない。

はっと思って海を見ると

ダイアモンドヘッドが

太陽の光を浴びて、輝いていました。



この美しい景色を

見逃す所でした(笑)



*フラに関するご質問があれば、

お気軽にどうぞ!


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