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執筆者の写真Kaleialoha

フラダンサーへ:フラのスイッチ



フラのスイッチは

フラの世界へ入る為のスイッチ。

では、フラの世界というものは、どんなものか。。。

それは。音楽(言葉で)物語が話され、フラでその情景が蘇る。

音楽とフラが交わった穏やかな空気が流れる空間。


それがフラの世界。


フラの世界に入る為には、Meleの物語を深く理解している事、

そしてモーションも迷うことなく身についていている上で、

自分の中に入っている事は、全てその物語でなければいけません。

フラを踊りながら、頭の中で今日の晩御飯の事を考えていたら、

フラの世界には入っていないのです(笑)


ハワイの格言であるOlelo Noeauにフラについての言葉が多く記され、

その中の1つに

 ʻAʻa I ka hula, waiho ka hilahila i ka hale 

というフレーズがあります。


フラを踊るなら、恥ずかしい思いは、家において来なさいという意味。

この言葉には沢山の意味がありますが、

その1つにフラを踊る時には 他の事は考えずに

Meleだけに集中しなさい!という意味も込められています。


勿論、練習不足でモーションを覚えていなければ、その不安な思いのままのフラ。

それは、残念ながら見ている人にも不安な気持ちを与えるフラになるの。

(勿論、それを見せずに踊れるダンサーは沢山いますが。。)


フラのスイッチが入り、フラの世界で踊っているダンサーのフラは。

心が動かされるフラ。見ていて涙が自然と流れる時もあります。



注意しなければいけないのは、フラの世界に入る事と、

自分の世界に入る事は全く別のもの。

フラの世界は。最初にも書きましたが、

音楽とフラが同等であり、物語が伝えられる穏やかなもの、

自分の世界は、華やかなショーなどで踊られる

音楽に乗せた自分のフラがメインのもの。



勿論、華があり魅力的なダンサーによるフラは、見ていて素敵です。

同じ様にスイッチはあると思いますが、

フラの世界と自分の世界は全く別物です。



自分のフラのスイッチを決める方法は、色々あると思います。

私のフラのスイッチは、どんなものかは内緒ですが(笑)、

自分が現実の世界からフラの世界に変われるスイッチ、

言葉でもしぐさでも何でもいいと思います。


そのスイッチを押したら、フラの世界、

そう、他の事は一切頭に過らない程の集中力.

まずは、ここからです。


その為には日々のレッスンの中でのトレーニングが必要。

フラの世界は、Meleとフラの穏やかな世界。


多くの人が集まれば,

ネガティブ要素があるかもしれませんが、

それはフラには不必要。


踊りながらMele以外の事を考えない様にするトレーニング。

(最初にも書いた様に、Meleの知識、モーションを極めた上でのお話です。)



でもね、どれだけ集中してトレーニングを積み重ねても。

時に何かのアクシデントでスイッチが効かない、

スイッチが途中で切れた~何て事もありますが(笑)

それは、経験、場を踏んで養っていくものでもあります。



そして、その後は、音楽とフラが交わう為のテクニックにより

フラの世界が広がってくるのです。


まずは、頭を切り替えフラに集中する事から

始めて是非、フラのスイッチ 見つけてくださいね。




まだまだ書きたいけれど、今日はこの辺で。




皆さん、良い週末を❤

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