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  • 執筆者の写真Kaleialoha

フラダンサーへ:風を知ろう!




フラソングに多く出てくる風。

風は、ハワイ語でMakani


けれど、その土地に吹く風には、

それぞれの名前があり、特徴がある。

風の名前を聞いただけで、心地よい風なのか、

それとも強い風なのか、海から吹く風、山から吹く風、

冷たいのか、温かいのか・・・・香りを運んでくる風なのか、

それとも雨を運んでくるのか。

そして、風の名前で、この風が吹く土地へも導いてくれる。


Hauomaihi, Ala'eli, Kiowao, Kipupu, Lanikuuwa'a、

Malailua, Lililehua.....


ハワイには数えきれない程の風がある。


しかし、Makaniのフラモーションは

沢山の種類があるわけではない。

片手の風、両手の風、1回まわすのか、2回回すのか、

回した後開くのか、閉じるのか・・・

アップダウン、ダウンアップ。

Kaweu をしたり、Huliをしたり、そうやって

風の特徴に近いモーションで

そのMeleに出てくる風を表していく。


ダンサーは、与えられたモーションを正確に習得し、

そして、その風がどんな風なのか、

その風は、何処から吹く風なのかを知る事が大切。


モーションを習得して 動きだけを踊るフラと、

その風を知って踊るフラは、全く違う。


勿論、その土地に行って風を感じる事が出来れば

一番良いのだけれど、そうはいかないよね。


でも、どんな風なのかを調べる事が出来る今の時代。

調べたら、その風を想像してみよう。


山から下に吹く冷たい風ならば、

山に行った時に感じてみよう。

こんな風なのかな。

周りの景色は、どうかな? 木々はどうかなと。


勿論、日常生活の中でも、

風が吹く日は、自分で風を感じてみる事が大事。

風は、何処でも吹くよね。


優しく包み込むような風なのか?

雨を伴う冷たい風なのか?

つい身体を丸めたくなる力強い風なのか?

色々な場所の風を感じて

想像をしてみる。


そして、その感覚を身体で覚えておくの。


そうすると、同じMakaniのモーションでも

感じ方が違う風で、

気持ちも表情も変わってくる。


それが、その土地の風の詳細を更に表してくれるはず。


見ている人が、この風はどんな風なのか

感じてもらえるように・・


フラダンサーは、Mea hai Mo`olelo

物語をフラで語る。


フラを学ぶ事は、終わりがないと

多くのクムフラの格言が残されている。


本当に終わりがないフラの道。


時に壁が立ちはだかったり、悩む事も多いけど、

学び続ける事によってその壁を壊すきっかけも

見出してくれるのがフラ。


今日のお話、フラを愛する、フラダンサーへ

何かのきっかけになってもらえたら嬉しいです。


まだまだ書きたい事いっぱいですが、

今回はこの辺で。



皆さん、良い週末を❤

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