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  • 執筆者の写真Kaleialoha

アラスカからの渡り鳥、Koleaのお話


*画像お借りしました~!



毎年アラスカから出産や育児の為に

暖かいハワイへやって来るザトウクジラ。

そして。。。もう1つ。

アラスカからやって来る渡り鳥が、

Koleaという小さな鳥。

7月頃にアラスカを出発し、11月中旬ぐらいにハワイへ到着。

そして、4月頃に再びアラスカへと帰って行く

小さくて可愛らしい鳥が、Koleaです。

今にも折れそうな小枝の様な足、

つぶらな瞳にヒョウ柄コートを着たような姿

ハワイのビーチでちょこちょこっと走る姿を見た人も多いと思います。


今日は、少しだけKoleaのお話。


最初にも書いた様にKoleaは、渡り鳥。

しかし、ハワイの伝説にもKoleaが出てきます。

有名なのは、Kumukahi

火の女神Peleの親戚でもあるKumukahiは、

遠く離れたKahikiからカヌーで最東端のPunaまでやってきます。


Kumkahiには、特別な力があり、

病を患った人にHakaを用いて治癒行為を行っていました。

時に彼の持つ魔力によって人間の姿から 

ハンサムなKoleaの鳥へと姿を変える事もあったと言われています。

Kumukahiの伝説では、

ハンサムな青年のKumukahiは、話しかけられた老婆が

実はPeleが姿を変えていたとは知らずに侮辱し、

Peleの怒りとどまることなく大量の溶岩として溢れ出し、

最後はPunaのKumukahi岬となってしまうお話。


そして、もう1つはKoleamokuの物語。

Koleamokuは、神から特別な力を与えられ 

偉大なKahunaとして人々を助ける青年。

残念ながら、最後は亡くなってしまいますが、

最終的に神格化され Koleaへと姿を変えるのです。


このKoleaは

として現在でも

人々から崇められています。


‘Aumakua

(家族を守る守護神、先祖の魂が動物や身近な生き物、

植物、物体に宿るとされている)



Koleaの冬の生息地は、

実はハワイだけでなく

カルフォルニア、アジア、アフリカ北東部まで

大規模な場所で見られるそう。


毎年訪れる渡り鳥。

ハワイの固有鳥では無くても、

深い関わりのあるKolea

知れば知るほど、楽しくなりますね。


まだまだ書きたい事はありますが、

またの機会に。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


良い週末をお過ごしくださいね❤

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