*画像お借りしました。
フラダンサーにとって
ハワイの島々についての知識はフラを踊る上で
とても重要な事の1つ。
8つの島々のそれぞれの花、色、ニックネームなどの知識は
衣装の色や使う装飾には、欠かせないものです。
さて、では ハワイ州の花は、知っていますか?
多くのダンサーは、黄色いハイビスカスと
答えるかと思います。
ここを是非、”Ma'o Hau Hele”と答えられるダンサーに
なりましょう~!
Mao Hau Heleは、
皆さんが知っている様に黄色いハイビスカスです。
しかし、黄色いハイビスカスと言えば、
色々な種類がありますが
その中のHibiscus brackenridgei と
Hibiscus mokuleianusの2種類が
Ma'o Hau Heleと呼ばれ、
ハワイ諸島のみに生息する固有種なのです。
レモンイエローの大きな花。
この花は、開花しても1日持たずに萎んでしまいます。
他のハイビスカスとの大きな特徴は、
Ma`o Hau hele というハワイ語の言葉に隠されています。
Ma'o-緑色
Hau- ハイビスカス
Hele- 旅する (向かう、来る 行くなど出かける事を意味します。)
直訳すると 旅する緑色のハイビスカス
あれ?黄色だったよね?(笑)
と思う人も多いと思います。
この緑の秘密は、
古代ハワイアンの時代から受け継がれている
伝統工芸のKapa の染色にあります。
染色の際にこの花から僅かながら
青緑色の色合いを生み出すそう。
だから、緑なんですね~。
以前、モロカイ島で発見された野生で生き残っていたとされる
Ma'o Hau heleは、残念ながら絶滅してしまったそうです。
ハワイの町中で見る黄色いハイビスカスとは違い、
絶滅危惧種となってしまっているMa'o Hau Hele
亜種となりますが、
オアフ島では、唯一
Koko Creater で見る事が出来ます。
Ma'o Hau Heleを保存し、
広める保護プロジェクトのお蔭で
Hawaiian Garden に100本以上植えられたそうです。
1988年にハワイ州の州の花と制定された
黄色いハイビスカスのMa`o Hau Hele.
以前は、赤いハイビスカスが州の花でしたが、
ハワイ固有では無かった為に変更されました。
ハワイ固有の植物を州の花にと選ばれた
Ma`o Hau Hele.
大切に守られ、いつまでも美しい花を
咲かせて欲しいですね。
ちなみに白いハイビスカスにも
ハワイ固有の自生する種類があります。
それは、またの機会に。
Have a Nice weekend❤